報道陣に公開したニューノーマル宴会。エチケットリーダーの男性(中央左)がマスク着用を呼び掛ける=京都市下京区・ホテルグランヴィア京都

報道陣に公開したニューノーマル宴会。エチケットリーダーの男性(中央左)がマスク着用を呼び掛ける=京都市下京区・ホテルグランヴィア京都

 ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)は15日、新型コロナウイルス対策を万全にした「ニューノーマル宴会」を報道陣に公開した。昨春の感染拡大以降、大人数の宴会需要は急速に減少しているが、企業の商談の場などでのニーズは根強く、新たな宴会のあり方を示して利用を呼び戻したい考えだ。

 会場ではアクリル板の設置や手指の消毒などに加え、「エチケットリーダー」を配置。食事中の会話でマスク着用を呼び掛けるほか、飲酒で気が緩んでマナーを守らない人への声かけも担当する。

 宴席の慣例である「お酌」を禁止するため、瓶ビールを撤廃して缶ビールを提供。大皿料理を取り分けるビュッフェ形式も、小皿で個別に提供するコースプランに変え、参加者間の接触を極力減らすよう配慮している。

 同ホテルによると、宴会利用は秋にかけて婚礼など個人利用が一部回復した時期もあったが企業の利用は低調。昨年4月から今年1月の実績は前年同期比で一般宴会が約16%、婚礼宴会が約24%で、需要喪失が長期間にわたり続いている。

 同ホテルの佐藤伸二総支配人は「お客様の安心安全を第一に考えて対策を強化してきた」とアピールした。