「京おどり」が行われる宮川町歌舞練場。夏以降建て替え工事が予定され、現建物では最後の公演となる見込み(京都市東山区)

「京おどり」が行われる宮川町歌舞練場。夏以降建て替え工事が予定され、現建物では最後の公演となる見込み(京都市東山区)

 京都五花街の一つ、宮川町歌舞会(京都市東山区)は16日、春の舞踊公演「京おどり」について、4月2~11日、宮川町歌舞練場(同区)で開催する、とホームページで明らかにした。新型コロナウイルスの影響で昨春は中止に追い込まれたが、規模を縮小するなど対策を施して行う。

 感染対策で公演期間を6日間短縮し、1日3回公演を2回に減らす。入場者も定員(466席)の半分以下に絞り、お茶席は設けない。昨年予定していた演目を40分程度に再構成して上演する。チケットの発売時期は未定。

 宮川町では、夏にも歌舞練場の建て替え工事が始まる見込みで、築100年超の現建物では最後の公演となる予定。歌舞会は「厳しい状況下だが、対策を徹底して、少しでも明るい場を提供したい」としている。

 花街の春公演では、祇園甲部「都をどり」と、上七軒「北野をどり」が2年連続で中止を決めている。