井上一徳衆院議員

井上一徳衆院議員

 国民民主党の院内会派で活動する無所属の井上一徳衆院議員(比例近畿)=写真=が旧希望の党に所属していた2018年の通常国会以来、3年ぶりに本会議で質問に立った。地元の丹後ちりめんのマスクを着けて登壇し、3年前と同じく地方創生をテーマに関係大臣に疑問点をぶつけた。

 「今こそ、都市と地方の在り方を抜本的に見直すべき時だ」。5分の持ち時間の冒頭でこう切り出した井上氏は、感染症対応で都市のリスクが顕在化した点を踏まえ、東京一極集中の是正を訴えた。地方への税財源移譲、民主党政権が導入した使途自由の一括交付金の復活、政令市を道府県から独立させる「特別自治市」創設など、地方の裁量を増やす施策を要望した。

 3年前に本会議で質問した後、旧希望の党は分裂。以来井上氏は少数会派に属したため、本会議で質問の割り当てがなかった。昨秋から国民会派入りして“晴れ舞台”に上がり「全国会議員を対象に自分の思いを述べられ、ありがたい機会だった」と声を弾ませた。