日東精工と京都府立医科大・富山大などの研究グループは18日、共同開発した「医療用生体内溶解性マグネシウム」の特許を出願し、インプラント製品の開発に着手したと発表した。毒性がなく、骨折などの外科治療で摘出不要の新素材として期待される。4~5年の治験を経て実用化する見込み。

 マグネシウム製品の開発を進める産学協同のプロジェクト。2016年にスタートし、堤定美・京都大名誉教授(生体力学)を軸に、ねじ製造で高い金属加工技術を持つ日東精工と各分野の研究者、精密機器を持つ京都府が連携した。

 骨折治療では、接合のために骨同士を固定するが、従来の金属素材は…