宇治田原町重大事件等調査委員会の初会合で委員長に選出され、あいさつする安保氏(同町役場)

宇治田原町重大事件等調査委員会の初会合で委員長に選出され、あいさつする安保氏(同町役場)

 昨年12月に発覚した京都府宇治田原町の元幹部職員による汚職事件を受けて、弁護士や大学教授ら5人で構成する第三者委員会の「宇治田原町重大事件等調査委員会」が発足した。第1回会合が19日に町役場で開かれ、委員長の選出や事件の説明が行われた。

 委員は、他の談合事件での第三者委員会の経験がある弁護士の安保嘉博氏と長谷川博啓氏、京都大大学院教授の宇野伸宏氏、龍谷大教授の大田直史氏、公認会計士の横田慎一氏の5人。この日、宇野氏は欠席した。

 会合では、町側が事件の概要などを説明した後、委員から入札制度に関して質問があった。調査委員会は事件の実態解明と再発防止策の検討を主な目的とすることを確認した。

 委員長を務めることになった安保氏は「半年をめどに調査を終えたい。なぜ事件が起こったかや制度に問題がなかったかなど基本から調べていく」と語った。