飾り瓦やその写真が並ぶ会場(近江八幡市多賀町・かわらミュージアム)

飾り瓦やその写真が並ぶ会場(近江八幡市多賀町・かわらミュージアム)

 屋根や塀を装飾する「飾り瓦」をテーマにした展示会「近江の瓦にみる美を訪ねて」が、滋賀県近江八幡市多賀町のかわらミュージアムで開かれている。邪気払いの願いを込めた神や鬼をかたどった個性豊かな瓦や写真が来場者を楽しませている。

 県内の歴史や神事の情報を発信する「近江の祭り研究所」(野洲市)が主催。会場には同ミュージアムなどが所蔵する飾り瓦約20点と、同研究所代表で写真家の辻村耕司さん(63)が県内の寺や神社、民家で撮影した竜やうさぎ、天女を表した瓦の写真約60点が並ぶ。

 辻村さんが関心を持つきっかけとなった東光寺(守山市)の飾り瓦の写真は、天女が優雅に屋根に乗っているようだ。辻村さんは「飾り瓦は、細かい模様まで丁寧に作り込まれた美しさが魅力。展示をきっかけに、身近な寺や民家にもある品を見てほしい」と話す。

 3月28日まで。午前9時~午後5時。月曜と、祝日の翌日は休館。有料。