はさみでナバナを収穫する林さん(守山市内)

はさみでナバナを収穫する林さん(守山市内)

 滋賀県守山市で春の味覚「ナバナ」の収穫が最盛期を迎えている。今年は年初の強い寒波の影響で生産量が激減。吹きすさぶ風の中、農家が根気強く茎と葉を摘み取っている。

 ナバナの栽培は、守山の冬の風物詩、早咲きの菜の花畑の知名度を生かした特産品として10年ほど前から始まった。収穫した葉やつぼみは、おひたしや天ぷらなどに使われる。

 林浩太郎さん(65)=同市=の畑では、年初の寒波で茎の雪折れや葉の凍害が発生し、生産量は4割ほど減る見込みという。19日は午前中に作業を始め、つぼみから15センチほど下をはさみで手際よく切り取り、次々とかごに入れていった。

 林さんのナバナは肥料を工夫して苦みが少なく、生でも食べられるのが特長。市内のこども園や小学校の給食で提供されるという。収穫は4月上旬まで続く。