カブトガニの腹側に驚く子どもたち(画像の一部を修正しています)

カブトガニの腹側に驚く子どもたち(画像の一部を修正しています)

 タカアシガニやカブトガニなど、珍しい海の生き物が京都府亀岡市千代川町の千代川幼稚園に登場した。新型コロナウイルスの影響で遠足が中止となった代わりに、海水魚飼育を趣味としている園児の保護者が協力し、園内に一日限りの「水族館」をオープン。園児らは触ったりのぞき込んだりして歓声を上げた。

 毎年恒例の京都水族館(京都市下京区)への遠足に行けなくなる中、同園は「コロナ禍だからこそできることを」と、海水魚を飼育する保護者の河村達也さん(41)=亀岡市南つつじケ丘=に協力を求めた。河村さんは、以前から飼っていたネコザメやイトマキヒトデのほか、この日のために昨年から飼育を始めたタカアシガニなどの深海生物を含め、10種以上の海の生き物を19日に持ち込んだ。

 子どもたちはオオグソクムシを手にのせたり、サメの背中を触ったりと大はしゃぎ。「ヒトデの口はどこ?」など不思議に感じたことを、河村さんや先生らに尋ねていた。年長の柴田望乃蘭(ののか)ちゃん(6)は「カニの爪が面白かった」と目を輝かせていた。