JR大津駅前で開かれた式典で、出発する観光タクシー(大津市春日町)

JR大津駅前で開かれた式典で、出発する観光タクシー(大津市春日町)

 大津市域のタクシー事業者が連携し、市内の観光地をタクシーで案内するプランを始めた。少人数の旅行に適したタクシーの利便性を生かしつつ、割安な料金で名所の魅力が感じられる企画を打ち出し、市内への誘客拡大を目指す。

 滋賀県タクシー協会に加盟する7社と個人事業者が、大津観光を盛り上げようと初めて取り組む。

 プランでは、駅や宿泊施設などを発着点として中型タクシー(定員4人)かジャンボタクシー(同9人)で観光地を巡り、運転手がガイドする。

 第1弾は「楽々!タクシーで行く比叡山延暦寺」と銘打ち、同寺での座禅や写経の体験、精進料理の昼食、開催中の至宝展(11月30日まで)の観覧などを盛り込んだ。「JR大津駅・周辺ホテル発」と「おごと温泉・堅田地区発」の2コースを設定し、5時間で巡る。約80台を確保した。

 11月には大津と京都をつなぐ「びわ湖疏水船」の乗船プランを催す予定。今後は2020年に放映されるNHK大河ドラマの主人公・明智光秀ゆかりの地を巡るプランなどを検討する。

 JR大津駅前で出発式がこのほど開かれ、関係者や来賓ら約40人が出席した。同協会の石本明副会長は「市の観光誘客の一助になりたい」とあいさつし、越直美市長らが期待を寄せた。

 第1弾の料金は1人当たり8千~2万4千円で、タクシー料金に加えて食事代や拝観料なども含む。11月30日まで。申し込みは1週間前までに、びわ湖大津観光協会077(528)2772。