2次試験の準備をする京都大の職員たち(24日、京都市左京区)

2次試験の準備をする京都大の職員たち(24日、京都市左京区)

 国公立大一般選抜(一般入試)の2次試験前期日程が25日、全国で始まる。京都と滋賀では、京都大や滋賀大など計10大学に約1万3千人が挑む。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、京滋の大学は感染対策に力を入れている。

 前期日程は全国169大学582学部で実施する。志願者数は23万5403人で、募集人員に対する倍率は2・9倍。中・後期日程を含む全体の志願者数は42万5415人で昨年より1万4150人減り、1990年以降で最少となった。

 学部系統別の倍率は、薬・看護系が5・2倍と昨年より0・1ポイント増えた一方、人文・社会系が4・4倍と0・3ポイント減少。理工系が4・2倍で0・1ポイント減った。そのほか農・水産系、医・歯系、教員養成系はいずれも昨年と同様だった。

 京滋最多の7045人が志願した京都大(京都市左京区)では24日、職員が試験室入り口に消毒液を設置するなど入念に準備した。

 ほかにも京都府立医科大(上京区)は会場のスペース確保のため今年は池坊短期大(下京区)で試験を実施する。滋賀大教育学部(大津市)は保健体育の実技検査の選択種目で、受験生が密接するのを避けるため柔道と剣道を行わない。

 また新型コロナ感染などで試験を受けられなかった受験生のため、多くの大学が追試験日を設けており、府立大(左京区)は一部学科で追試を行う以外は、2次試験を課さず選抜する方法を導入する。昨年の休校措置に配慮し、出題範囲を狭める大学もある。

 中期日程は3月8日から、後期日程は3月12日以降に始まる。