京都市南消防署の小山署長(左)とリモートで対談する一山選手=京都市南区・同署

京都市南消防署の小山署長(左)とリモートで対談する一山選手=京都市南区・同署

 東京五輪マラソン女子代表の一山麻緒選手(23)がこのほど、所属企業のワコール本社がある京都市南区の市南消防署の一日署長をリモートで務めた。小山佳久署長(56)との対談や訓練の視察などがあり、画面越しに消防署員の活動に触れた。


 同署が春の火災予防運動期間(3月1~7日)の活動の一環として、ワコールに依頼した。新型コロナウイルス感染リスク回避のため、市消防局で初めて、オンライン会議システム「Zoom」で同署とワコール本社をつないで実施した。

 消防の制服に身を包んだ一山選手は、火災現場を想定した放水や救助の訓練を視察した後、小山署長と対談。練習で河川敷を走っている時に火災を目撃したことを振り返り、「迫力がすごく、火の怖さを感じた」と話した。

 初優勝した大阪国際女子マラソン(1月)で日本記録更新を逃した悔しさなど選手としての活動にも言及した。東京五輪に向け「(五輪が)開催されると思って準備する。見た人を元気づける走りをしたい」と決意を語った。