曳山から奏でられる祭囃子に見送られて渡御する神輿(2019年5月3日、日野町・馬見岡綿向神社)

曳山から奏でられる祭囃子に見送られて渡御する神輿(2019年5月3日、日野町・馬見岡綿向神社)

 滋賀県の湖東地域を代表する曳山(ひきやま)祭り「日野祭」で、5月2、3日に予定されていた曳山巡行と神輿(みこし)行列が昨年に続き、中止されることが決まった。

 新型コロナウイルス禍で、日野町外からの参加者確保が困難と見込み、神事のみ営むという。

 日野祭は馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)の春の例大祭で、850年以上の歴史がある県指定無形民俗文化財。金銀の豪華な刺しゅうを施した見送り幕のある16基の曳山や、時代絵巻のような行列が町民や観光客らの目を楽しませてきた。

 中止は21日、氏子総代で決定。社(やしろ)信之宮司(65)は「2年連続の中止は残念だが、コロナ収束の見通しが立たない中、人員確保ができない」と話した。