表の数字の単位は百万円

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 任天堂が30日発表した2018年9月中間決算は、純利益が前年同期比25・4%増の645億円だった。昨年3月に発売した家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売数が拡大し、円安で推移した為替相場も収益を押し上げた。

 売上高は4・0%増の3889億円。ニンテンドースイッチの本体販売は4~9月で507万台と前年同期より3・7%増え、関連ソフトの販売は4213万本と2倍近くに拡大。6月発売の「マリオテニス エース」などが好調で、上期では計7本のソフトが販売100万本を超えた。

 発売8年目を迎えた携帯型の「ニンテンドー3DS」は、販売数が65・1%減の100万台と落ち込んだものの、スマートフォン向けゲームが4・7%増の187億円(キャラクター関連収入含む)と拡大。9月に始めた「スイッチ」の有料オンラインサービスやダウンロード専用ソフトなどのデジタル売上高も、71・7%増の391億円と好調だった。

 損益面では円安に伴う為替差益210億円を計上し、経常利益は32・1%増の919億円と大きく伸びた。

 下期は、11月に「ポケットモンスター」、12月に「大乱闘スマッシュブラザーズ」と立て続けに新作ソフトを投入し、19年3月期に掲げる「スイッチ」本体の販売数2千万台を目指す。この目標について、大阪市内で記者会見した古川俊太郎社長は、年末商戦に向けて「順調に推移しており、これからが本番だ」と意欲を語った。