表の数字の単位は百万円

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 ロームが30日発表した2018年9月期中間決算は、純利益が前年同期比33・9%増の309億円だった。主力の高密度集積回路(LSI)が自動車向けで伸び、円安も利益を押し上げた。

 売上高は5・2%増の2108億円。このうちLSIはハイブリッド車や電気自動車向けのほか、ゲーム機向けに受注が拡大し、968億円(前年同期比3・4%増)だった。トランジスタなど半導体素子も太陽光発電向けなどで伸びた。

 円安で為替差益として65億円を計上し、経常利益は41・5%増の441億円に改善。下期は想定レートも見直し、1ドル=110円と上期に比べて5円安く設定した。

 同日発表した19年3月期の連結業績予想は、円安で推移する為替相場を踏まえ、4月に発表した経常利益610億円を700億円(前期比29・1%増)、純利益440億円を500億円(同34・2%増)にそれぞれ上方修正した。売上高予想は据え置いた。

 大阪市内で記者会見した藤原忠信社長は「米中貿易摩擦による直接的な影響は少ないが、自動車販売や設備投資に響くことを懸念している」と述べた。