完成した階段アート。虹のデザインには、「コロナ禍でも明るく元気に」との願いを込めた(滋賀県甲賀市甲南町・希望ケ丘小)

完成した階段アート。虹のデザインには、「コロナ禍でも明るく元気に」との願いを込めた(滋賀県甲賀市甲南町・希望ケ丘小)

階段にタイルを貼り付ける児童ら

階段にタイルを貼り付ける児童ら

 滋賀県甲賀市甲南町の希望ケ丘小に、階段アートがお目見えした。卒業記念に6年生が虹のデザインに決め、制作も担った。児童たちは「新型コロナウイルス感染症の中でも明るく希望を持とうとの願いを込めた」と完成を喜んでいる。

 校舎の正面階段に制作し、虹が斜めにかかるデザインで左上部に今年の西暦の「2021」を入れた。4・5センチ角のタイル24個を敷きつめたアクリル板300枚を階段の側面に張り付けている。


 4年がかりで行ってきた校舎改築工事に併せて正面階段も一新したが真っ白で、「登校時に元気になるようなデザインがほしい」と児童から声が上がった。6年生の卒業制作プロジェクトと位置づけ、昨年12月から階段アートの制作を始めた。


 デザインは、6年生99人から募り、校舎改築を終えた学校の新しい出発と明るい未来、コロナ終息の願いを込めた虹に決まった。卒業制作の時間を使ってアクリル板の制作を行い、2月19、22日に接着剤で階段に貼り付けた。


 プロジェクトリーダーの児童(12)は「作業を他の児童に説明するなど大変だったが、協力していいものができた」と話した。