ライブ配信の舞台の恵解山古墳。お玉ちゃんも登場(京都府長岡京市勝竜寺)

ライブ配信の舞台の恵解山古墳。お玉ちゃんも登場(京都府長岡京市勝竜寺)

「オンライン配信だからこそ世界に届けられるメリットもある」と語る牧さん(大阪府高槻市・今城塚古墳)

「オンライン配信だからこそ世界に届けられるメリットもある」と語る牧さん(大阪府高槻市・今城塚古墳)

 古墳イベントを展開する京都府長岡京市出身の女性らが、全国の古墳や周辺の地域情報を特集する番組配信を始めた。2月27日は同市を舞台に放送。新型コロナウイルス禍でも楽しめるオンライン配信を「墳活」と題し、古墳と各地の魅力発信を目指す。


 主催するのはアートと古墳をテーマにした「古墳フェスはにコット」の実行委員会(大阪府高槻市)。催しは、長岡京市で生まれ育った実行委代表の牧梨恵さん(40)=高槻市=らが2012年から開催しており、昨年は新型コロナ感染拡大でオンラインで開いた。各地で外出機会が減る中、全国に約16万基が点在する古墳をテーマに、地域の魅力を自宅にいながら知ってもらう機会として月1回の配信を1月から始めた。


 2回目となる2月27日は長岡京市編で、市の公式PR隊「京都・長岡京おもてなし武将隊 つつじ」や、長岡京ガラシャ祭実行委マスコットキャラ「お玉ちゃん」も登場。牧さんが「住民の憩いの空間になっている、すてき古墳」と評する恵解山(いげのやま)古墳(同市勝竜寺、久貝2丁目)でリレー対決が行われるなど、さまざまな世代や層が気軽に楽しめる内容。市も協力し、神足ふれあい町家や勝竜寺城公園なども紹介された。


 牧さんの目標は、古墳文化の世界進出だ。「1年かけて各地を回ってネットワークをつくり、古墳を世界の人に知ってもらいたい。古代の人が危機を乗り越えて文明を生み出したように、オンラインだからできることもある」と力を込めた。