1629(寛永6)年9月の大火で本堂をはじめ諸堂がほぼ全焼した清水寺(京都市東山区)。本堂焼失や再建に関わる資料として新たに見つかった資料は、一乗院を補佐する院家の東北院が清水寺の僧侶全員に宛てて書いた9月13日付の手紙と、一乗院に仕える役人が清水寺に送った14日付の手紙など8点。一乗院は興福寺の門跡であり、当時の清水寺は……