マスクを着用し卒業証書を受け取る卒業生(2021年3月1日午前、京都市中京区・銅駝美術工芸高)

マスクを着用し卒業証書を受け取る卒業生(2021年3月1日午前、京都市中京区・銅駝美術工芸高)

 京都府内の公立高校で1日、卒業式が開かれた。出席者の制限やマスクの着用など新型コロナウイルスの感染対策が徹底される中、卒業生たちが通い慣れた学びやを巣立った。

 京都市中京区の銅駝美術工芸高では89人が卒業した。式典では感染予防として保護者の出席は家族1人に限定。国歌は斉唱せず、聞くだけに替えた。同高は美術工芸科のため、自らデザインした個性的なドレスや着物姿も目立った。1人ずつ名前を呼ばれ、吉田功校長から卒業証書を手渡された。

 吉田校長は式辞で「この不確実な世界で芸術の力は不可欠。感性を発揮し世界に一つだけの花を咲かせてほしい」と述べた。

 府内では同日、市立9校、府立47校で式があり、約1万1900人が卒業した。府教育委員会は事前に各校に対し、式典内容の精選▽来賓の参列は行わない▽式典後の在校生による「送る会」は簡素化-などを呼び掛けていた。