運行が始まったトロッコ列車からの景色を楽しむ観光客(1日午前9時22分、京都府亀岡市)

運行が始まったトロッコ列車からの景色を楽しむ観光客(1日午前9時22分、京都府亀岡市)

運行が始まったトロッコ列車からの景色を楽しむ観光客(1日午前9時13分、京都市右京区)

運行が始まったトロッコ列車からの景色を楽しむ観光客(1日午前9時13分、京都市右京区)

空席が目立つトロッコ列車(1日午前9時45分、京都市右京区)

空席が目立つトロッコ列車(1日午前9時45分、京都市右京区)

 京都市と京都府亀岡市を保津川沿いに結ぶ嵯峨野観光鉄道の「嵯峨野トロッコ列車」の運行が1日始まった。府内に発令されていた新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言は解除されたが、例年観光客でにぎわう車内は空席が目立った。

 同列車は、整備点検のため毎年1~2月は運行を休止、3月1日に再開している。これまで再開日の始発便は、インバウンド(訪日外国人)の団体客など100人超が乗車していたが、この日は7人にとどまった。

 午前9時過ぎ、汽笛を鳴らしてトロッコ嵯峨駅(右京区)を列車が出発。乗客は嵯峨嵐山地域の竹林や保津峡の景色を楽しんだ。最後尾のオープン型車両に友人と乗った女性(50)は「景色が抜群だった。開放感もあっていい」と話した。

 同鉄道は昨年4~6月の66日間、コロナ対策で運休。観光客減も響き、2020年度の年間乗客数はピーク時の127万人から、48万人に落ち込む見通し。宣言解除後も府は14日まで昼夜を問わない不要不急の外出自粛を呼び掛けており、井上敬章社長は「厳しい船出だが、お客様がいつでも安心して乗車できるようコロナ対策など緊張感を持って運行を続けたい」と話した。コロナの状況を見極めながら、12月29日まで運行する。