新型コロナウイルスへの対応で財政支出が拡大する中、政府が国民負担の議論を避け続けている。年内に衆院選を控え、有権者の痛みを伴う負担増には触れたくないとの思惑が透けるが、2020年度の新規国債発行額は100兆円を超え、2日に衆院を通過した21年度予算案でも、財源の多くを借金に頼る運営が続く。