京都府亀岡市薭田野町への移住希望者に向けて作った冊子「集落の教科書」

京都府亀岡市薭田野町への移住希望者に向けて作った冊子「集落の教科書」

 京都府亀岡市薭(ひえ)田野町の自治会が、移住希望者に向けた冊子「集落の教科書」を作った。表紙には地元小児童が描いた絵を大胆にあしらい、「若い世代の移住者が増え、もっと子どもの声が響くまちになれば」と望む。


 同町は京都縦貫自動車道の亀岡インターチェンジの西側に位置し、人口約2500人。湯の花温泉もある。少子高齢化を受け、昨年3月に府の「移住促進特別区域」に指定されたのを機に、6月ごろから冊子の準備に取り掛かった。


 冊子では、熱気に包まれる国の重要無形民俗文化財の祭礼「佐伯灯籠」や親子が集う餅つき大会など、住民が活写した行事の一こまを紹介。小中学校や保育施設に恵まれていることもアピールした。農道整備や清掃活動への参加など、住みよい環境をつくるために11の集落がそれぞれ決めているルールにも言及した。


 竹岡敏会長は「移り住んでくる方には、集落で違う細かい取り決めまで正直に伝えたい」と話す。同時に、移住者の受け皿となる空き家の調査も始め、所有者には「空き家バンク」への積極的な登録を呼び掛ける。


 A4判52ページで、600部作成。希望者には自治会で配布する。