野菜を使った絵の具を製作した学生グループ「Uni-Com」の山内さん(左)と隅田さん=京都市東山区

野菜を使った絵の具を製作した学生グループ「Uni-Com」の山内さん(左)と隅田さん=京都市東山区

 食品ロス削減に取り組む立命館大の学生グループが、滋賀県野洲市産の野菜を原料にした絵の具を作った。野洲図書館で6日に開かれるイベント「やすの農産物deアート」で塗り絵体験会を催す。メンバーは「食べる以外にも野菜の可能性を広げ、食品廃棄削減につなげたい」と力を込める。

 同大学1~3年生の4人でつくる「Uni-Com(ユニコーン)」。友人の紹介を通じて出会い、食品ロスに関心のあるメンバーが昨年秋にグループを結成した。

 野菜絵の具は野洲市の野菜ソムリエ藤岡いづみさん(46)から提供を受けた市内産の野菜・果物を原材料に製作。小松菜、ニンジン、イチゴ、ウコン、クワの実などから計5色を作った。ミキサーでペースト状にして水と混ぜるだけで優しい色合いで匂いも楽しめる絵の具に仕上がった。

 製作を担った国際関係学部2年山内瑠華さん(20)=京都市右京区=は「形が悪くて売り物にならないといった理由で捨てられる野菜の新しい使い道を作りたかった」と話す。

 塗り絵体験会は6日午前11時から、藤岡さんが所属する「おいで野洲まるかじり協議会」が主催する。野洲市の情景が描かれた画用紙(縦1・2メートル、横1・7メートル)に野菜絵の具で塗り絵ができる。

 グループは同大学びわこ・くさつキャンパス内を拠点に生ごみを堆肥化する取り組みを進めており、会場には野菜シールを集めながら堆肥化の仕組みを学べるブースも設ける。当日はほかに、クイズラリーや市内産野菜の詰め合わせ販売会も行われる。

 代表の生命科学部3年隅田雪乃さん(21)=左京区=は「楽しみながら学んでもらえたらうれしい。どんな絵が完成するのか楽しみ」と話す。入場無料。