ひな祭りの3日、歌舞伎の花形役者が南座(京都市東山区)の舞台上で「流しびな」を披露した。流しびなは人形を身代わりに厄をはらう意味がある。6日開幕の3月公演「義経千本桜」の桜満開のセットを用いて、新型コロナウイルスなど厄払いの祈りを込めた。

 「流しびな」は下鴨神社で毎年3月3日に催されるが、今年はコロナ禍の影響で中止になった。三月花形歌舞伎(21日まで)で上演される「―千本桜」の舞踊「吉野山」に、静御前と狐忠信(きつねただのぶ)を女びな・男びなに見立てた振りがあることにちなみ……