岩手県宮古市田老の中心部=2020年12月(共同通信社ヘリから)

 岩手県宮古市田老の中心部=2020年12月(共同通信社ヘリから)

 東日本大震災の津波と東京電力福島第1原発事故の被害が大きかった岩手、宮城、福島3県の42市町村で、復興全体の達成率を巡り首長間の認識に差があることが3日、共同通信のアンケートで分かった。岩手、宮城両県の計25人が達成率を90%以上と評価したのに対し、原発事故の影響が今なお残る福島県(15人)は、最高でも「80%」。10年の節目を前に、福島復興が道半ばの現実が改めて浮かび上がった。

 ソフト・ハード両面を含めた達成率を尋ねた。福島県大熊町の吉田淳町長は「見通しが立たない」として10%と回答。久慈市の遠藤譲一市長ら岩手県の3人は「100%」と評価した。