滋賀労働局は31日、来年3月に卒業する県内高校生向けの求人数(9月時点)が前年同月比15・3%増の4438人だったと発表した。9月としては1997年以来20年ぶりに4千人を超えた。人手不足を背景に、高校生の採用を強化した企業が増えたという。

 求人数は9年連続で上昇した。産業別では、製造業が2170人で前年同月比23・7%増、建設業が同25・4%増など、大半の業種で伸びた。

 滋賀労働局は「採用競争が激化し、思うように大学生を採れない企業が高校生にシフトしている」と分析している。本年度から高校生求人を始めた事業所もあるという。

 一方、求職者数は2293人で前年同月比3・1%減。求人倍率は1・94倍で同0・31ポイントの上昇だった。

 9月時点の就職内定率は71・2%で、同時期として20年ぶりの高水準だった。リーマン・ショック後の2009年9月(48・8%)からの回復傾向が続いている。