印刷工場として使われていた場所に、若手美術家の力強い作品が展示されたアーティスツフェエアキョウトの会場(4日、京都市中京区・京都新聞社)

印刷工場として使われていた場所に、若手美術家の力強い作品が展示されたアーティスツフェエアキョウトの会場(4日、京都市中京区・京都新聞社)

 若手現代美術家の作品を集めたアーティスツフェアキョウトが6、7両日、京都市中京区を中心に開かれる。今後活躍が期待される若手作家の作品をまとめて見られる好機となる。4日、同区の京都新聞ビル地下1階などで内覧会が開かれた。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した。

 主会場は京都新聞ビルと京都文化博物館別館で、京都文化博物館会場では作品の購入が可能。作家が常駐し、作品についての会話を楽しみながら買うことができる。

 出品作家は、第一線で活躍する現代美術家の推薦や公募で選ばれる。有望株とされる若手の作品が並ぶことで、過去多くの入場者を集めてきた。同時に、若手作家が作家として生活していくきっかけづくりも目的としている。

 京都新聞ビルで、和紙に墨で描いたアニメーション作品を展示した中澤ふくみさん(24)は、人が自分の体を自由に変形できる世界を表現し、体の動きに合わせたような効果音を入れた。「無機的に見える会場と自分の作品がどうなじむか、会期中、お客さんとの会話を通じて見えてくると思う」と話した。

 午前10時~午後6時。京都文化博物館別館は一般1800円。京都新聞ビルは無料。ほかに新風館中庭(同区)や藤井大丸(下京区)などで関連展示も行う。