従軍慰安婦問題に関する県議会の決議に抗議する県民グループのメンバーら(大津市・県庁前)

従軍慰安婦問題に関する県議会の決議に抗議する県民グループのメンバーら(大津市・県庁前)

 滋賀県議会が2月定例会議で可決した韓国人元従軍慰安婦問題に関する決議について、県民グループが「審議が不十分だ」として可決に至る経過を問う質問状を4日、細江正人議長に提出した。

 提出したのは、約20人で結成した「県議会ウオッチアクション」。決議は、日本政府に元慰安婦の女性への損害賠償支払いを命じた1月の韓国ソウル中央地裁の判決を非難し、日韓政府に対応を求める内容で、自民党県議が2月15日に提案、賛成多数で同日可決された。

 同グループは、重大な人権問題にもかかわらず本会議で提案理由の説明や質疑がなかったと指摘。県議会がこれまでに他国の裁判所の判決に対する意思表明や慰安婦問題の議論を行ったことがあるのかといった質問状を提出し、回答を求めた。

 メンバーは県庁前で抗議のアピール行動をし、賛同者を含む37人が「尊厳を奪われた女性の苦しみを想像して」などと訴えた。