火災のあった民家(5日午前8時11分、京都市上京区松屋町通下立売下ル)

火災のあった民家(5日午前8時11分、京都市上京区松屋町通下立売下ル)

 5日午前7時20分ごろ、京都市上京区松屋町通下立売下ル、男性(85)方から出火、木造2階建て延べ120平方メートルのうち約80平方メートルが焼けた。周辺の民家の一部も延焼した。出火当時、男性と妻(82)と息子(53)が室内にいたが、近隣住民が救出して無事だった。

 京都府警上京署と京都市消防局によると、3人は煙を吸うなどして搬送された。男性は足が不自由で、車いすで生活していたという。

 救助した住民によると、数人が消火器を手に家に入った。妻と息子は玄関付近の部屋にいたが、男性は炎と煙が上がる奥の部屋に取り残されていた。息子と一緒に男性の体を抱えて、外に連れ出したという。

 近くの消防団員(40)は、男性の妻を背負って脱出したといい、「体が反射的に動いた。無事で良かった」と話した。