西田署長(左)から感謝状を受ける河合さん(中央)と妻の和美さん=京都市右京区京北

西田署長(左)から感謝状を受ける河合さん(中央)と妻の和美さん=京都市右京区京北

 バケツリレーなどの迅速な初期消火で林野火災の延焼を防いだとして京都市の右京消防署は5日、京都市右京区京北の住民6人に感謝状を贈呈した。

 同署によると、2月14日午後2時ごろ、同区京北細野町西垣内の山林から火が出ているのを、近くの畑で作業をしていた河合正樹さん(65)が発見、通報した。河合さんや妻の和美さん(58)ら6人が地元消防団の消火活動を補助し、バケツで運んだ水で延焼を防いだ。下草など約11アールが燃え、近隣の男性が足に軽いやけどを負った。出火原因は不明。

 感謝状を受け取った河合さんは「パチパチと音がして気が付いたら燃え広がっていた。地域の連携があって食い止めることができた」と話した。

 この火災の1週間後には、栃木県足利市で305世帯に避難勧告が出され、100ヘクタールが焼失する大規模な山火事が発生している。西田吉伸署長は「地域の財産ともいえる山林を守っていただき感謝している」とたたえた。