京都府向日市や大阪府の高齢男性4人に青酸化合物を服用させたとされる連続殺人事件で、3件の殺人罪と1件の強盗殺人未遂罪に問われ、2017年11月の一審京都地裁で死刑判決を受けた筧千佐子被告(72)の控訴審初公判が1日、大阪高裁(樋口裕晃裁判長)で開かれた。弁護側は「被告は無罪」とした上で重度の認知症のため訴訟能力を失っているとして公判停止を請求、検察側は控訴棄却を求めた。樋口裁判長は弁護側請求の証拠をいずれも採用せず、即日結審した。判決は5月24日に言い渡される。