新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける医療従事者(5日午後2時12分、栗東市大橋2丁目・済生会滋賀県病院)

新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける医療従事者(5日午後2時12分、栗東市大橋2丁目・済生会滋賀県病院)

 滋賀県で初の新型コロナウイルスワクチン接種が5日、栗東市の済生会滋賀県病院であった。医療従事者への優先接種で、週明けからコロナ患者に対応している県内4病院でも始まる。計66カ所まで順次拡大する予定。

 この日接種を受けたのは医師と看護師計40人。ワクチンの効果への理解、基礎疾患やアレルギー症状の有無などの確認後、肩の筋肉に注射された。副反応を見るため15分間待機してから、会場を後にした。

 接種を受けた研修医(28)は「インフルエンザワクチン接種に比べて痛みはまし。当直で発熱患者に接する機会があり、ウイルス防護に努めてきたが感染に不安はあった。これで安心できる」と話した。

 同病院によると、事務職員も含めたスタッフ計千人余りの9割以上が接種を希望しており、8日から1日200人超のペースで接種を進めるという。

 県内の医療従事者への優先接種は、希望者計4万5514人に各2回接種する計画。今月前半に9病院へ約1万人分の米ファイザー製ワクチンが届き、1回目の接種が始まる予定だが、残りの供給スケジュールが不透明なため完了の時期は見通せていない。