福島第1原発事故後、依存度が高まった火力発電。LNG(液化天然ガス)や石油を燃料とする発電施設が多い中で、関西電力が石炭を使う唯一の火力発電所が、京都府舞鶴市にある。

 357万トンの石炭で、一般家庭327万世帯分に当たる年間102億キロワット時の電力を生み出す。関電舞鶴発電所(同市千歳)の2019年度の需給実績だ。出力は2基で180万キロワット。石炭は主にオーストラリアやインドネシアから船で運ばれてくる。巨大なサイロに保存され、燃料効率を上げるためにすりつぶして利用される。