児童から受け取った手紙に喜ぶ長谷川さん

児童から受け取った手紙に喜ぶ長谷川さん

 京都府向日市の第4向陽小の6年生は卒業を前に、在学中に見守ってくれた地域の大人に感謝の気持ちを伝えた。贈る相手をイメージして思いを込めた記念品や手紙が、受け取った人を喜ばせた。

 学校生活でお世話になった人に感謝の気持ちを伝えようと、6年生98人は家庭科の授業の一環でフェルト手芸の贈り物を製作。児童ごとに教員や給食調理員など相手を決めて絵を描いたり雑貨を作ったりした。

 同小周辺で2016年から見守り活動を続ける市少年補導委員で「地域安全リーダーズ」の長谷川勇さん(71)は4日朝、あいさつや声掛けの際に、登校中だった男子児童(12)から「毎日元気をもらっています」と書かれた手紙とともにお礼を告げられた。

 手紙が入っていたフェルト製の小物入れには、毎朝子どもたちや通行者の誘導に使っている赤い棒があしらわれていた。長谷川さんは「児童に『元気が出ます』と言われたのは初めて。地域貢献できて本当にうれしい」と喜びをにじませた。