合格発表の掲示板を見つめる受験生や保護者ら(8日午前9時、京都市上京区・京都府立医科大)

合格発表の掲示板を見つめる受験生や保護者ら(8日午前9時、京都市上京区・京都府立医科大)

掲示板(写真右)に自分の番号を見つけ、記念撮影をする受験生と保護者(8日午前9時2分、京都市上京区・京都府立医科大)

掲示板(写真右)に自分の番号を見つけ、記念撮影をする受験生と保護者(8日午前9時2分、京都市上京区・京都府立医科大)

 国公立大一般選抜(一般入試)前期日程の合格発表が8日、京都市上京区の京都府立医科大であった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、府内7大学のうち今年構内で合格発表するのは府立医大のみ。医学科と看護学科に計145人が合格し、「春」をつかんだ受験生が喜びをかみしめた。

 府立医大の前期日程の合格者数は募集人員通りで、受験者に対する実質倍率は両学科合わせて約2.2倍。女性合格者の割合は前年比1.3ポイント増の51%、現役生の割合は同3ポイント増の67.6%だった。

 他の人との距離を十分に取るよう呼び掛ける看板を職員が掲げる中、正門近くにある掲示板周辺には発表直前から受験生や保護者ら数十人の姿が見られた。午前9時に合格者の番号が張り出されると「あった」と歓声が上がり、跳びはねて喜ぶ受験生もいた。

 医学科に合格した女子生徒(18)は「番号の掲示を見て、この大学に入るのだという実感が湧いた。産婦人科学を学び、女性のさまざまな悩みに共感できる医師になりたい」と表情を引き締めていた。