色鮮やかな作品が並ぶ会場(1日、京都市中京区「染・清流館」)

色鮮やかな作品が並ぶ会場(1日、京都市中京区「染・清流館」)

 染織作家で京都市立芸術大名誉教授、井隼慶人(いはやけいじん)さんの作品展(京都新聞など主催)が1日から、京都市中京区の染・清流館で始まった。平面と染織という特徴を生かした色鮮やかな作品約20点が並ぶ。

 16日にグランドオープンする京都経済センター(下京区)には井隼さんの作品が設置される。展覧会はこれを記念して企画された。

 作品「人」は座る男性の節くれ立った手足を、的確な形と色の濃淡だけで立体的に見せている。「THE SEA AT NIGHT」は暗い水中で無数の生命体がリズミカルにうごめく。大作「祇園祭」は、カマキリやコイ、ニワトリなど祭を彩るモチーフが横6メートルの画面にちりばめられ、遊び心に満ちている。井隼さんは「平面の持ち味、絵画とは違う染織ならではの表現を見てほしい」と話していた。17日午後2時からギャラリートークがある。展覧会は24日まで。月曜休館。有料。