旧RDエンジニアリング産廃処分場で進められていた1次対策工事(2012年12月撮影、滋賀県栗東市)

旧RDエンジニアリング産廃処分場で進められていた1次対策工事(2012年12月撮影、滋賀県栗東市)

【旧RD産廃処分場問題】  

 滋賀県栗東市小野にあった最終処分場に、許可容量の約1・8倍に及ぶ推定約72万立方メートル(県の調査による)の産業廃棄物が違法に埋め立てられ、許可品目以外の産廃も見つかり地下水汚染も確認された。県はRD社が地下水汚染防止などの措置を行わなかったとして同社破産後の2008年9月、廃棄物処理法違反(措置命令違反)の疑いで元社長を刑事告発し、罰金100万円の略式命令が出されたが、違法埋め立てに関しては時効が成立した。

 本格的対策となる2次対策は13年から実施され、ボーリング調査で有害物が見つかった土壌約1万5千立方メートルを掘削除去▽土壌の地下水流出を防ぐ遮水壁を地中に設置▽場内の地下水の浄化設備設置-などを行った。地下水汚染は落ち着いているものの、現在も一部の観測点では環境基準を上回るヒ素やホウ素が検知されている。