涅槃図を現代風にアレンジした作品などが並ぶ会場(京都府亀岡市古世町・市文化資料館)

涅槃図を現代風にアレンジした作品などが並ぶ会場(京都府亀岡市古世町・市文化資料館)

 仏教の創始者である釈迦(しゃか)に焦点を当てた企画展「ハレルヤお釈迦さん―誕生から涅槃(ねはん)まで―」が、京都府亀岡市古世町の市文化資料館で開かれている。市内の寺院が所有する釈迦如来像のほか、仏涅槃図を現代風にアレンジした絵画の展示が目をひく。21日まで。有料。

 亀岡で涅槃会が行われる3月15日に合わせて企画。「母親の脇腹から生まれた」という誕生や、心の内側をひたすら見つめる独自の修行法「瞑想(めいそう)」、弟子や動物に囲まれながら息を引き取る涅槃まで、釈迦の教えに触れられる資料29点が並ぶ。

 釈迦の入滅を描いた涅槃図では、伊藤若冲の「果蔬(かそ)涅槃図」や、歌舞伎役者の訃報を知らせる「死絵」にその様式が応用されていることを紹介している。

 来館者に楽しんでもらうため、釈迦をポップに表現した中学生画家の作品や、涅槃図を再現した写真が撮れる体験型コーナーを用意した。

 14日午後1時から、同資料館の収蔵品を使ってオリジナル涅槃図を作る「民具で見立て涅槃図」(幼児、小中学生と保護者対象)、同日午後5時からは瞑想しながら鑑賞体験する催し「瞑想鑑賞法」(中学生以上)がある。いずれも要予約。問い合わせは同資料館0771(22)0599。