京都府

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 京都府病害虫防除所(亀岡市)はこのほど、南丹地域でネギやタマネギの病気「べと病」の発生を確認したと発表した。春先の平均気温が15度前後で降雨が多い時に増える病気で、今後の気候次第でさらに増加する懸念があるとして、府内全域の農家に対し注意を掛けている。


 べと病はかびの一種の糸状菌が原因で発生する病気。ネギやタマネギの葉先から10センチほど下の辺りが黄色く帯状に変化する。症状が進むと胞子を放出し周囲に広がるという。ネギは商品価値を失い、タマネギの場合は大きく育たなくなる。


 同防除所が南丹地域のネギほ場を抽出調査したところ、2月24日時点で2割、3月3日時点では9割でべと病のネギを確認した。例年調査している山城地域での発生は確認していない。


 防除には発生初期の薬剤散布が必要といい、同防除所は「雨天が続いた場合は発生に注意し、見つけたら早めに対応してほしい」としている。