パートナーシップ宣誓制度1組目の宣誓を記念し、桂川市長から受領証を受け取るカップル(京都府亀岡市安町・市役所)

パートナーシップ宣誓制度1組目の宣誓を記念し、桂川市長から受領証を受け取るカップル(京都府亀岡市安町・市役所)

 3月からLGBTQ+(プラス)の多様な性のカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」の運用を始めた京都府亀岡市で9日、1組目となる20代の男性カップルが宣誓した。2人は「制度を待ち望んでいた。同性婚も当たり前の世の中になれば」と願った。

 同制度は20歳以上のカップルが対象。宣誓すれば市営住宅に家族として同居できたり、市立病院でパートナーの病状説明が受けられたりする。府内では京都市に続き2例目の導入。

 亀岡市役所を訪れたのは看護師の男性(27)と学校教員の男性(27)のカップルで、2人は2年前に結婚式を挙げた。片方が入院した際、医師に「家族の方ですか」と尋ねられて困った経験もあるといい、今回宣誓を決めた。

 初の宣誓を記念し、2人に受領証を手渡した桂川孝裕市長は「多様性を認め合い、カップルの行動を応援できるような制度にしたい」と述べた。

 亀岡市では、性的指向や性自認の多様性を踏まえ、「性的少数者」ではなく、あらゆる性のあり方を包括した「LGBTQ+」との表現を用いている。