11日に京都新聞本社(京都市中京区)で配布される岩手日報の特別号外

11日に京都新聞本社(京都市中京区)で配布される岩手日報の特別号外

 岩手県の地元紙・岩手日報は、東日本大震災が発生した11日に合わせ、被災地の現状や被災者の思いを伝える特別号外を発行、全国各地で配布する。京都府では例年、街頭で配っていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて昨年に続き取りやめ、京都新聞本社(京都市中京区)で無料配布する。

 特別号外は国内外からの支援に感謝するとともに、記憶の風化を食い止めるため毎年発行している。今年は12ページの特別号外と8ページの「10年の歩み」の2冊を制作した。

 特別号外では、6千人を超える被災者の声を紹介した連載の分析や、京都の人々の支援を受けて手芸作品を作り続ける同県宮古市の人たちの紹介記事などを掲載。「10年の歩み」は津波被災直後と現在の写真の比較などを載せ、記録紙的な位置付けとした。

 特別号外と「10年の歩み」は11日午前9時から、京都新聞社の正面玄関に100部用意する。同日以降は京都新聞ウェブサイトからも読むことができる。