ウェブサイト「ふるさとまいばら」を制作する立澤さん(米原市下多良2丁目)

ウェブサイト「ふるさとまいばら」を制作する立澤さん(米原市下多良2丁目)

 滋賀県米原市は、ふるさと納税返礼品の製造工程や体験ルポを紹介するウェブサイト「ふるさとまいばら」を作成した。全国的にも珍しい取り組みといい、今後は市民記者も登用して魅力をPRし、寄付金増額を目指す。


 同市のふるさと納税は、寝袋や布団など珍しい返礼品が好評で、本年度は寄付額が大幅増。昨年4~12月に前年同期比2・6倍の3億5600万円(約5500件)の申し込みがあった。市は本年度の総額を3億8千万円と予測。昨年度の寄付額は県内19市町で9番目だったが、順位アップを見込む。


 同サイトは、市内デザイン会社などでつくる市民グループと共同で行う事業の一環で昨年10月に開設。布団製造会社のこだわりや社長の思いを紹介する「ルポ」▽ふなずしや近江牛を使った料理の「食レポ」▽グランピングやパラグライダーの体験記―など13の記事を掲載している。写真を多用し、親しみやすい記事にしている。


 市職員や市民グループメンバー、外部ライターらが取材しているが、市は新年度から市民記者への執筆依頼も予定し、さらなる内容充実を図る。


 同サイトの月単位のアクセス数は増加傾向という。デザイン会社代表の立澤竜也さん(44)は「返礼品に愛着や安心感を感じてもらえれば」と狙いを語り、市政策推進課は「生産者や事業者に喜んでもらい、地域経済発展につなげたい」と期待する。