滋賀県庁

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 滋賀県は11日、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査の結果を取り違え、本来の陽性者1人を陰性、本来の陰性者1人を陽性として誤って対応していたと発表した。県は当事者2人を含めた関係者に謝罪した。誤対応が原因の感染は確認されていないという。

 県によると、結果の取り違えは1月21日に県衛生科学センターが実施したPCR検査で発生。2人はそれぞれ別の感染者の濃厚接触者で、自宅待機中に検査を受けた。本来の陰性者は陽性とみなされて県内の宿泊療養施設へ移り、本来の陽性者は無症状のまま自宅待機を続けた。

 保健所への報告書類に検査結果を転記する際、同センター職員が取り違えた。転記の際は複数で確認するよう内部で取り決めていたが、感染拡大に伴う検査数の増加などで守られていなかった。3月4日、ゲノム解析のため検査の検体を国立感染症研究所に送付する際の名簿の突き合わせで発覚した。