京都府宇治市は27日、観光地での路上喫煙禁止に関する「指針」を、2019年度早々にまとめると、市議会代表質問の答弁で明らかにした。条例と違い、法的拘束力はなく過料など罰則もない。

 市は16年度から、観光客の多い平等院表参道などでの路上喫煙禁止を検討し、早ければ今春にも実施する意向を昨年の市議会6月定例会で示していた。

 市議から19年度当初予算案に関連項目が盛り込まれていないことを指摘され、松田敏幸市民環境部長は「考え方を整理しているが、東京五輪の時期を意識すると、これ以上時間をかけられない。観光地としてのブランド力向上を目的に『指針』というスタイルで新年度早々に取りまとめる」と述べた。今後、禁止の範囲や喫煙場所設置の有無などを詰め、指針に反映させる。実施までに一定の周知期間も設けるという。

 このほか、自衛官募集を巡る自治体の協力について、市は住民基本台帳の写しの閲覧で対応していると報告した。15年に自衛隊側から一覧の提供の求めがあったが、市は「個人情報保護条例の規定で一覧の提供は困難だと説明した。引き続き閲覧で対応する」と答弁した。