三条大橋柄の絹のスマホふきを紹介するSOOやセブンーイレブンの関係者(京都市中京区・市役所)

三条大橋柄の絹のスマホふきを紹介するSOOやセブンーイレブンの関係者(京都市中京区・市役所)

 老朽化している三条大橋の補修に役立てようと、京友禅の若手職人のグループが手掛けるブランド「SOO(ソマル)」による絹製のスマホふきが24日、京都市中京区の市役所で披露された。三条大橋の絵柄を施しており、市内のセブン―イレブン約230店舗で11月1~24日に限定3千枚で販売する。売り上げの1割を市に寄付する。


 市がセブン―イレブン・ジャパンに三条大橋の補修について周知の協力を依頼。SOOの商品を同社が扱っていた縁で商品化した。
 スマホふきは着物用の絹に、歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」の「京師 三条大橋」をモチーフに型染めを施した。人が行き交う橋の様子や背後の比叡山を、昔ながらの板場友禅の手染めで表現した。サイズは縦13センチ横8センチ。全24色。825円。
 三条大橋は、東海道の西の起点で室町時代の造営とされ、1590年の豊臣秀吉による改修で木製高欄に擬宝珠(ぎぼし)が設置された。1974年に更新された木製高欄の老朽化が目立つ。補修には舗装などを含め約4億円が必要で、市は約1億円を目標に寄付を募っている。
 SOOの日根野孝司代表(42)は「生まれ育った京都の景色を守れればうれしい。老朽化を知らない人も多いので広くPRしたい」と話した。