ライトアップの試験点灯で、柔らかな光で照らし出された庭園(京都市東山区・高台寺)

 ライトアップの試験点灯で、柔らかな光で照らし出された庭園(京都市東山区・高台寺)

 京都市東山区の高台寺で、25日から秋の夜間特別拝観が始まる。ライトアップの試験点灯では、「風と響(おと)」をテーマに庭園が素朴な光で照らし出された。


 高台寺は豊臣秀吉の供養のために建立されたことから、秀吉の辞世の句の一節「夢のまた夢」を思わせる落ち着いた雰囲気の照度で照らした。白砂の一部は緑や赤、黄などで彩色され、光の具合に応じて雰囲気が変わる。奥村紹仲執事長は「日々の歩みから一度立ち止まり、心を落ち着けて風と音を感じてほしい」と話した。
 同寺がイタリア・フィレンツェに日本庭園を造って交流を始めてから25周年に当たることから、方丈ではイタリア人バイオリニストで美術家のルカ・ガリレオ氏が「音」をテーマにした襖(ふすま)絵も奉納した。ライトアップと合わせて楽しめる。
 夜間特別拝観は12月15日までで午後5~10時(9時半受け付け終了)。有料。