アパート火災の初期消火に尽力し、感謝状を受ける松好さん(左)と上田さん=京都市伏見区・マツヨシ

アパート火災の初期消火に尽力し、感謝状を受ける松好さん(左)と上田さん=京都市伏見区・マツヨシ

 京都市伏見区内のアパート火災の早期通報と初期消火に尽力したとして、伏見消防署は、アパートに隣接する、扇子、和雑貨の製造・卸会社「マツヨシ」社長の松好正之さん(52)と社員の上田義文さん(55)に感謝状を贈った。

 2月10日午後4時40分ごろ、伏見区深草西浦町のアパート1室で、調理中の鍋から火が出た。住人の声を聞いて社屋を飛び出した松好さんが煙を見て119番し、上田さんは会社に備え付けの消火器で火を消した。

 伏見消防署によると、消防隊の到着時に火はほぼ消えていた。壁や天井の一部が焼け、住人の女性が軽傷を負ったが、早期発見と初期消火で被害の拡大を防いだ。

 2人は3日、マツヨシ本社で青山聡署長から感謝状を受け取った。上田さんは「初めて消火器を使った。無我夢中だった」と話し、松好さんは「当たり前のことをしただけ。大事にならず良かった」とほっとした様子だった。