昨年秋、おおきに財団の特別公演で舞を披露する祇園甲部の舞妓たち(京都市東山区・ギオンコーナー)

昨年秋、おおきに財団の特別公演で舞を披露する祇園甲部の舞妓たち(京都市東山区・ギオンコーナー)

 京都五花街の一つ・祇園甲部歌舞会(京都市東山区)は12日、芸舞妓による小公演「春の雅(みやび)」を4月12~20日、弥栄会館内の小劇場・ギオンコーナーで開催すると発表した。新型コロナウイルスの影響で2年続けて中止となった「都をどり」の実質的な代替の催しとなる。

 1日2回公演で、芸舞妓と地方計70人が日替わりで約10人ずつ出演。各回4演目を披露する。コロナ対策で入場は定員の半分以下の94人に絞る。弥栄会館に隣接する歌舞練場の庭園も公開し、新人の舞妓たちによる舞もある。

 同歌舞会は「コロナ禍で大規模な公演は難しいが、長く発表の場を失うことは、伎芸の継承に損失をもたらしかねない。未来に向かって動き始めた、祇園町の現在をお目にかけたい」としている。

 3千円(庭園公開のみは500円)。問い合わせは同歌舞会075(541)3391(平日のみ)。