滋賀県庁

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 滋賀県議会2月定例会議が12日再開し、社会福祉法人「グロー」(滋賀県近江八幡市)を再び県立2施設の指定管理者にする指定案2議案を賛成多数で可決した。グローは、前理事長から性暴力やセクハラを繰り返し受けたとする元職員と係争中だが、公に事実関係の説明がないまま再び運営を任されることになった。

 2施設は障害者支援施設「むれやま荘」(草津市)と障害児入所施設「信楽学園」(甲賀市)。討論では、節木三千代県議(共産党)が「法人として今回の問題をどう認識し議論したか、県民に明らかにすべきなのに一切語られていない」と法人の対応を疑問視し、独自に事実関係を調査しない県の姿勢を「弱腰だ」と批判した。採決では共産党の4人のみが反対に回った。

 他に、2度の補正で計190億6千万円を減額する本年度一般会計補正予算案など計24議案を可決した。同予算では、新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けた飲食店や関連業者への経営支援に11億円、県私立学校の修学旅行キャンセル代の公費負担に3800万円を計上した。