プラハ公演に臨む126人の楽団員たち(京都市上京区、同志社交響楽団提供)

プラハ公演に臨む126人の楽団員たち(京都市上京区、同志社交響楽団提供)

 同志社大(京都市上京区)の学生らが組織する同志社交響楽団が4日、チェコの音楽都市プラハでの海外公演に臨む。直前に会場変更を余儀なくされるトラブルもあったが、「学生らしい熱気ある演奏を届けたい」と前を向き、2月28日に日本をたった。

 同楽団はクラシックの本場で経験を積むことなどを目的に、1998年から3年ごとに欧州遠征を実施。今回は「プラハの春音楽祭」で有名なスメタナホールでの演奏を目指し、昨年7月から練習を重ねてきた。

 既に900人以上の予約で席が埋まっていたものの、先月中旬、同ホールが天井の落下事故により休館に。名ホールに立つのを夢見てきた一同の落胆は大きかったが、すぐさま近隣のホールでの開催に切り替えた。

 当日は日本らしさが光る團伊玖磨の交響曲第1番や、ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」を披露する。須田裕貴実行委員長(22)は「楽しみにしている現地の人のため、やるしかないという気持ち。自分たちらしい音を届けたい」と力を込める。