ICカード乗車券「ICOCA」の利用開始に合わせて、自動改札を通る記念式典の出席者ら(福知山市駅前町・JR福知山駅)

ICカード乗車券「ICOCA」の利用開始に合わせて、自動改札を通る記念式典の出席者ら(福知山市駅前町・JR福知山駅)

 JR西日本のICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」の利用可能エリアが北近畿まで広がった13日、山陰線の福知山駅(京都府福知山市)と胡麻駅(同府南丹市日吉町)で記念式典が開かれ、住民らが待ち望んだ運用開始を祝った。

 これまでは園部駅以北で利用できなかったが、ダイヤ改正に合わせて同線や舞鶴線の主要駅と福知山線で使えるようになった。

 福知山駅では、JRの漆原健・福知山支社長が「沿線の人だけでなく観光でも利用してほしい」と期待。大橋一夫市長は「福知山城などでも使えるようにして利用促進したい」と地域一帯での活用に意欲を見せ、自動改札の渡り初めを行った。

 市民らは早速ICOCAを手に駅員に使い方を尋ね、改札機にかざしていた。利用客の男性(69)は「大阪へ行くので、使えるようになって助かる。京都方面からも来やすさが違ってくる」と話した。

 胡麻駅では、南丹市の西村良平市長がエリア拡大による利便性の向上を喜び、「アーバンネットワークの起点となる。『ICOCAで胡麻に来て』と呼び掛けたい」と京阪神方面からの新たな人の流れに期待を寄せた。